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あしあと

    最近の星の世界(2017年4月)

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    ☆最近の星の世界から☆

    最近の星の世界 2017.4月

    地球儀

    国際宇宙ステーション(ISS)観察会 天文科学館 4月14日

     1998年以降、何度もISSを撮影してきました。ところが皆さんと見るには、月があったり早朝だったり休館日だったりと、なかなかタイミングが合いません。

     4月14日は条件が合い、しかも明るく見えることがわかったので、新聞で観望会をお知らせしたところ、27名の皆さんが参加してくれました。心配していた薄雲も晴れて、予報通り飛んでいくISSを見ていただけました。

    国際宇宙ステーション(ISS)

    国際宇宙ステーション飛行予報図

    ・19時53分
     便石山の西にある大台ヶ原のさらに10度西(左)に姿を現す
    ・19時56分
     最高高度84度に達する

    ・19時56分46秒
     地球の影に入る

    ※ 天文科学館で配布したもの

    実際の国際宇宙ステーション飛行写真

     みんなが「見えた!見えた!」と言っている間に、カメラに記録されたISS。(合成写真です。)
     予報通り飛んでいるのがよくわかります。
     10秒露出の画像を23枚重ねてあります。

    撮影データ
     14mm F2.8→F5.6 ISO 1600

    メシエ(M)天体

    M1(かに星雲) おうし座の散光星雲

    M1(かに星雲) おうし座の散光星雲

     西暦1054年に出現した超新星爆発の残骸です。当時、昼間でも見えたと記録されており、日本では藤原定家(ふじはらのさだいえ)の記した「明月記」という書物に記録が残っています。
     「天喜二年四月中旬以後の丑の時、客星觜・参の度に出ず・・・大きさ歳星の如し」
     「・・・オリオン座の方向に木星くらいの明るさの星が現れた・・・(現代語訳)」
     光度8.4等星、距離7200光年
     見かけの大きさ 6分×4分
     赤経: 05時 34.5分
     赤緯: 22度 01分
     
    ※ 位置は2000.0年を基準にした数値です。
    ※ 数値は理科年表、天文年鑑の値です。

    お問い合わせ

    尾鷲市立天文科学館(※金曜・土曜・日曜のみ開館)
      開館時間:9時30分~17時00分(金曜・土曜・日曜)/夜間【好天時のみ】19時00分~21時30分(金曜・土曜)
      TEL:0597-23-0525 FAX:0597-23-0525 E-mail:tenmon2002@orion.ocn.ne.jp