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最近の星の世界(2018年5月)

[2018年6月11日]

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~ 尾鷲市立天文科学館より ~




       暑くなったり
       寒くなったりの
       続く季節です……。
       いち枚 余分に
       準備しておきたいですね!


  では 湯浅さん、中村山からの天体解説、今月も よろしくおねがいしま~す!



5月の尾鷲で「オメガ星団」


はい、こんにちは! 天文科学館の撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。


では 「最近の星の世界」、今月もまいりましょう。



いつもこの季節になると、ある天体のことが気にかかります。ケンタウルス座の「オメガ星団」という天体なのですが、全天のなかでも一番大きく見える球状星団とされていて、上半身が人、下半身が馬のケンタウルス座の、腰の辺りで輝いています。ケンタウルス座の主な星々までは約4光年と、星座の中でも地球から最も近いものとされているのですが、「オメガ星団」はその、はるか先、17,000光年も離れた場所に位置していて、ケンタウルス座との関係性としては、単純に、重なって見えているだけにすぎないということになります。この天体、じつは赤緯-47°29’となっており、南に低すぎて日本からは見えない星団とされているのですが、ところが、調べてみると、この中村山の天文科学館からならば、年に数日だけ、観察のチャンスが訪れているという事実がわかってきました。


   1,5月中旬~6月初旬(星座の上半身が見えている時期)

   2,月明かりがないこと

   3,低空まで雲がないこと


以上3点、すべての条件がそろえば、当館ドームから真南に位置する桂山と八鬼山の重なる一番低い稜線上で、1時間ほどだけですが、「オメガ星団」を観望することが可能となります。今回は、5月の中ごろからはじめて2晩目で、天体の撮影に成功することができました。開館27年間で計3回目の、「オメガ星団」の観察です。







  どのように見えるか調べてみました。






  双眼鏡で確認。                     
 
    右下:桂山
    左下:八鬼山








  81cm大望遠鏡で観察、撮影したものです。



    2018.6.1. 20:25'
     81cm+D810A ISO6400 60"


ケンタウルス座といえば、2年ほどまえ、新しく地球ほどの大きさの惑星が発見されて、「プロキシマb」と名付けられ、当時、液体である「水」の存在が推察されると発表されて、同時に生命体の存在なども予想されたりしましたが、周囲からの強力な放射線などが確認され、現在では、大気の存在自体を疑問視する説が有力となっています。




さて、中村山の山頂ドーム発 「最近の星の世界」、

いかがでしたでしょうか。以上、

尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。




湯浅さん、ありがとうございました!


来月もまた、よろしくおねがいしま~す♪




~ 天文科学館からのご案内 ~



そのほか 当館からのご案内といたしまして「夜間観望会の予定」などがございます。また、中村山公園ご利用の皆さまにおかれましては、開館時間中、当館トイレはいつでもご自由にお使いいただいております。金曜日~日曜日の開館時間内には、公園内の遊具設備とともに、どうぞお気軽にご活用くださいませ。





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ではまた次回、2018年6月の 星の世界で!




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