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最近の星の世界(2013年12月)

[2016年2月17日]

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☆最近の星の世界から☆

回る地球の画像


 平成25年は年明けからロシアの隕石騒ぎ、地球をかすめる小惑星と、賑やかな年でした。
 3月にはパンスターズ彗星が接近し、短い期間でしたが目を楽しませてくれました。秋から冬にかけ大本命になるはずだったアイソン彗星は太陽付近で分解し、早朝に痕跡を探したものの見つかりませんでした。

 平成26年の干支は馬(午)。どんどん前進する一年になって欲しいものです。
 「馬」の星座には「ペガスス座」があり、秋の夜空を彩ります。それに気付いたのが12月中頃で、この時期すでに西の空低く傾いていました。天気がよく月明かりのない晩を待って・・・と言っているとなかなか撮影できないので、雲の流れる状況で撮影しました。

天馬・ペガスス



    どこに馬がかくれているでしょう?

    「ペガスス座」は秋の夜空では目立つ星座で、その胴体部分でできる
    「ペガススの四辺形」は有名です。



    2013.12.21.19:36' 14-24mm/24mm
    F2.8 ISO3200 10秒




    上の画像に星座線を入れてみましょう。
    四角いのが馬の胴体、右上にある2本の線は前足、右下の線が
    首~頭です。

    ペガススは頭を下にしているのです。



    パソコンのシミュレーションを見てみましょう。
    (Stella NavigatorVer.9使用)

    この辺りは星座が過密なところで、ペガススの後ろ足部分は
    アンドロメダ姫と重なっています。





    フラムスチード天球図譜では、このように描かれています。
    馬のお腹辺りにはアンドロメダの顔があり、馬の顔の向かいには
    子馬座が描かれています。



    (昭和18年発行の星図から)

アイソン彗星の残骸探し



    11月29日午前4時、太陽に最も接近した「アイソン彗星」は、
    期待では太陽の熱をもらって歴史に残る大彗星に変貌するという
    予報でした。
    ところが、彗星は太陽近傍で崩壊してしまい、二度とその姿を
    見ることができませんでした・・・
    もしかして、と思い午前4時に起きて尾鷲港へ2日通いましたが、
    結果はご覧の通りです。

    2013.12.3.5:35 58mm F1.2(F2.8)
    ISO3200 5秒



    「生きていたら、この視野の真ん中にいるはず・・・」
    そう思いながら見るものの、何もありません。

    なお、同じ視野に偶然数個の彗星が写っているのですが、
    暗くマニアックな世界なので、省略します。


    2013.12.8.5:39 14-24mm F2.8
    ISO3200  5秒

池谷・関彗星の思い出



    太陽に極めて接近したアイソン彗星。
    実は48年前の「池谷・関彗星」がよく似た軌道を通りました。
    この時も「太陽に衝突か?」と言われたのですが、直後素晴らしい尾を
    見せてくれました。
    当時伊勢に住んでいたので、宮川堤の尾崎咢号(どごう)記念館近くで
    眺めました。
    当時カメラはなく、スケッチで残しました。


    1965.11.6.5h10m

                                                                           写真と文:湯浅祥司

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