
~ 尾鷲市立天文科学館より ~

「第二回星座写真を写そう」会
5月16日、星座撮影会が開かれました。
今回の対象は「おとめ座」。よく知られた星座ですが、明るい星はスピカだけで、星座の形はよくわかりません。
これは参加した方の写した写真です。
「春の大三角形」をつくる「アークトゥルス」「スピカ」「デネボラ」がよくわかります。
中央の細い筋は人工衛星です。
※8月7日には「はくちょう座撮影会」を計画しています。

オメガ(ω)星団
毎年5月末から6月初めにかけて見えるオメガ星団が今年も見えました。
5月29日、月齢13近い月と薄雲の中短時間でしたが写す時間がありました。
南半球で見られると思っている天体が見えているのは、不思議な感覚です。
南半球(南緯8度)のバリ島から見たオメガ星団。すぐ下に「南十字星」があります。その下はインド洋です。
南半球でも低空で見えることが分かります。

マルカリアンの鎖
おとめ座の右腕付近にある「マルカリアンの鎖」(連続した7つの銀河)です。アルメニアの天文学者マルカリアンが1960年台に星雲の動きを測定し、7つの星雲が同じ方向に動いていることを確認しました。
左下の星雲は、3000個の銀河が集まるおとめ座超銀河団の中心に位置するM87です。
ε-180+2600MC
マルカリアンの鎖を含む、銀河で構成する「おとめ座のハート形」です。
新しいカメラに変えたので、色彩が少しわかるようになりました。黄色い天体が銀河です。先月のHPを参考に、線でつないでみてください。

さそり座が見えてきました
東天にはさそり座が姿を見せています。
赤い色のアンタレスが目に留まります。すぐ右の球状星団M4もよく見えます。
付近は散光星雲に包まれており、大気の透明度が良い晩には、もっときれいな色彩に写ります。
180mm+2600MC
アンタレスのアップです。
右に球状星団M4が見えています。右上の星は色比較のため入れました。
ε-180+2600MC

豪雨直後の尾鷲市内
6月3日朝のTVで、尾鷲は台風6号の降り始めから555.5mmという全国最多の記録的雨量と報道されていました。近所では異常がなかったので、8時過ぎ市内を流れる3つの川を見に行きました。
市内を流れる三川のうち、最も北側にある北川・文治橋付近。濁流でしたが、すでに水位は下がっていました。
中川の鉄橋・国道下アンダーパス。
少し冠水したようす。
南側の矢の川。
水量は多いが、濁りは少ない。
それぞれ水位が1m~1.5mさがっていました。
中川河口
満潮が朝6時で、台風最接近(3時ごろ)と重なったため、岸壁に流木等が打ちあがっていました。
気圧は980hPa(7時)。風による被害はほとんどなし。1959年9月の伊勢湾台風では尾鷲付近で939hPa。大変な暴風雨を経験したことがあります。

~ 天文科学館からのご案内 ~
そのほか当館からのご案内といたしまして、夜間観望会のご案内や、各種のイベント予定などがございます。また、中村山公園ご利用の皆さまにおかれましては、開館時間中、当館トイレはいつでもご自由にお使いいただいております。金曜日~日曜日の開館時間内には、公園内の遊具設備とともに、どうぞお気軽にご活用くださいませ。
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