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最近の星の世界(2016年3月)

[2016年3月11日]

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☆最近の星の世界から☆

地球儀

    最近の星の世界      3月 

 皆さんに見ていただいている天体写真は、最後の一枚「惑星集合」のようにストレートに写したものが多いのです。ところが、どうしても確認したい対象があるとき、かなりきつい画像処理を施します。化粧でいえば厚化粧。動くと剥がれそうになるレベルまで追求していきます。今回の「バラのつぼみ星雲」や「魔女の横顔星雲」がそれに当たります。

 「バラ星雲」は冬の天の川に生けられたバラ一輪ですが、滑らかな階調を引き出すためにパソコンで5枚重ねて1枚にしています。尾鷲の澄んだ空で撮られた画像に反応した奈良と伊勢の2人の天文ファンから、2種類の処理済画像が送られてきました。 

 2枚目は「バラ星雲」の下にある「バラのつぼみ星雲」に注目して処理したもので、シャープレスカタログSh2-280とSh2-282(バラの蕾)が姿を現しています。

 3枚目はバラ星雲から北側に展開する「コーン星雲」に注目し、画像処理したものです。バラ星雲付近から何か始まっていることがわかる画像処理です。また、尾鷲の空は暗い。

「バラ星雲」及び「魔女の横顔星雲」

「バラ星雲」(オリジナル)

「バラ星雲」(オリジナル)

 180mm×5枚(合成)
 尾鷲市泉にて

「バラ星雲」2

「バラ星雲」2

 「バラの蕾(つぼみ)」(画像中央下)が見えるように画像処理をしました。
 奈良市Wさんによります。

「バラ星雲」3

「バラ星雲」3

 さらに強い処理をして、「バラ星雲」近傍の散光星雲を強調しました。
 伊勢市Nさんによります。

「魔女の横顔星雲」

「魔女の横顔星雲」

 非常に淡い星雲なので、これが初めての撮影になります。
 オリオン大星雲(左上)と右下がリゲルです。
 その右にぼんやり写っている得体の知れない天体。それが「魔女の横顔星雲」です。
 180mm 1枚

「魔女の横顔星雲」2

 最も上の画像(RAW)を5枚重ねると、少し鮮明になってきます。
 180mm ×5枚

「魔女の横顔星雲」3

 必要なところだけ切り取り画像処理するとようやく姿を現しました。
 この星雲の姿を写し出すのは、かなりの難物です

4惑星と三日月(惑星集合)

4惑星と三日月(惑星集合)

 2月初めの早朝、水星・金星・土星・火星と三日月がズラリと並びました。
 木星はもう少し右(西)にいます。左下には夜明け前の太陽が隠れています。この時期、日・月・火・水・木・金・土がすべて一列に並んだ、今まで見たことのない夜明けが出現しました。
  尾鷲港にて
  14-24mm(24mm)

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